みなさんはこんな悩みはありませんか??
・自分の説明のどこがわかりにくいのかわからない
・話している途中で何が言いたかったのかわからなくなる
この状態は、頭の中が整理されていない状態です。
自分の伝えたいことを相手にわかってもらうことは
コミュニケーションにおいて非常に重要なことです。
どうすれば分かりやすい説明ができるのか。
そのやりかたを「ロジカルシンキング」という視点からお伝えします。
この記事は「あの時学んでおけばよかった!」を
社会人なり立ての自分に教えるつもりで書いていきます。
学生時代のコミュニケーションと社会人のコミュニケーションは
相手と目的が変わってきます。
ここを理解せず入社してしまうと、話し方について指摘を受けたり、
社会人としての意識が足りないなどと言われてしまいます。
対象:友達
目的:とにかく楽しけばOK!言いたいこと・伝えたいことを話している。
仕事上のコミュニケーション
対象:上司、同僚、お客様などの仕事関係者
目的:相手に自分の考えを理解してもらい、行動に移してもらう。
仕事上のコミュニケーションが苦手だと感じている方はぜひ最後までお付き合いください。
ロジカルシンキングとは
世界の共通語にもなっているロジカルシンキング。
日本語だと「論理的思考」と訳され、
物事を体系立て、一貫して筋が通っている考え方・説明の仕方のことを指します。
例えば、
日本語が通じないアメリカ人と話をするとします。
たとえ日本語が通じなくても「1+1=2」というロジックは通用しますよね?
この「誰がみても、話が繋がっていること」が論理的である、ロジカルであるということです。
「誰がみても」ということは「客観的である」ということ。
その時々の感情や思い付きで結果が変わるのではなく、客観的にだれが見てもそういえることです。
そして「話しが繋がっている」ということは「理由と結論が繋がっている」ということです。
〇〇だから△△ という式に間違いがないかということです。
1+1=2 は誰が見ても、1+1なので2になりますよね。
”39°の熱が出たので休みます”
どうでしょうか。客観的かつ話が繋がっています。
つまりこれが論理的文章です。
話しが飛躍しないためのポイント
次に、ロジカルな話をするために重要なポイントです。
話しが飛躍してしまう(繋がらない)人は
隠れた前提条件を飛ばしてしまっていることがあります。
例えば
「明日は雨なので、お店の売り上げが上がるだろう」
という文は、一般的に見れば話が繋がっていない文章です。
ではこの前提条件があればどうでしょうか・
「このお店はオフィスビルの中にあり、雨の日はビル内での行動が多くなる」
そうすると話が繋がっていきます。
話しが飛躍してしまう人は
自分の中では話が繋がっているので相手に伝わっていない理由がわかっていない人が多いです。
常に客観的に話が繋がっているか確認するようにしましょう。
論理的に話す方法
論理的にはなすために重要なことは「全体像の共有」です。
よくある例をあげます。
いまから私が話すことを書いてください。
その中に、小さな丸を二つ、横棒を二つ、並べて書いてください。
その下にもう一つ丸をかいてください。
そのさらに下に、逆向きの△をかいてください。
どうでしょうか。みなさん顔はかけましたか?
どうでしょうか。
これはロジカルな説明ではなりません。
では最初に
「いまからみなさんには顔を書いてもらいます。私の指示通りに顔をかいてください」
と言われていたらどうでしょうか。
そうすればおそらくかけたのではないでしょうか。
ロジカルな話が苦手な方は全体の共有より先に「部分」から話をしてしまう人が多いです。
しっかりと全体像を共有してから話を進めるようにしましょう。
全体を掴むための秘策
物事の全体像を把握するために
ロジックツリーを活用しましょう。
ロジックツリーは一つの全体像を全体と部分に分けて俯瞰してみるものです。
これにより関係性が良くみえるようになります。
ロジックツリーは「全体」から「部分」へと分解していく「トップダウン型」が原則になります。
部分から思い付きで書いてしまうと「ボトムアップ型」となり、
無理やり話しを作ってしまうことになるので、抜け漏れが発生したり客観的でなくなったりするので気を付けましょう。
まとめ
以上、ロジカルシンキングについて簡単に説明しました。
ロジカルシンキングに紐づく思考法はたくさんあります。
会社では基礎知識として「知っていて当たり前のこと」前提で話をされることも少なくないので
時間があるときに調べて学んでおくとよいでしょう。
このようなロジカルシンキングに紐づく知識を身に着けると
頭の中が整理され、思考力が高まり、生産性が上がることもあります。
学んでおいて損はないと思います!
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ロジカルシンキングは常にいつでも活用すべきものではなく、必要がない時もあります。
その場に応じた判断と対応が大切になってきます。
ぜひ理解して使いこなしてみてください!