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キャリアコンサルタント実技試験の中で、ロールプレイ以上に不安だったのが、
「口頭試問で何を聞かれるんだろう?」
ということでした。
ロールプレイが終わったあとに、
- 何を聞かれるのか
- どこまで正しく答えればいいのか
- 失敗したところを言ってもいいのか
- うまくいかなかったと感じたらどうするのか
など、受験前はかなり気になりました。
実際に受験して感じたのは、口頭試問は
「完璧にできました」とアピールする時間ではなく、自分の面談をどう振り返れているかを見る時間
だということです。
この記事では、
- 口頭試問で意識したこと
- ロールプレイ後にどう振り返ったか
- うまくできなかったと感じたときの考え方
- 練習するときに意識したこと
を、実際の受験経験をもとにまとめます。
口頭試問は「正解を当てる」ものではないと感じた
受験前は、
「模範回答を覚えた方がいいのかな」
と思っていました。
でも、実際にロールプレイをしてみると、面談は毎回違います。
相談者も違えば、話す内容も違う。
だから、
これを言えば絶対正解
というものではないと感じました。
むしろ大事なのは、
「自分は面談で何をしようとしていたのか」
「相談者をどう理解したのか」
「何ができて、何が足りなかったのか」
を自分なりに整理できていること。
私はその意識で口頭試問に臨みました。
ロールプレイ直後に、自分の面談を振り返る
口頭試問では、まずロールプレイを振り返ります。
だから私は、面談が終わった瞬間に、
「今の面談で何が起きていたか」
を頭の中で整理するようにしていました。
たとえば、
- 相談者は何に悩んでいたか
- 何を大事にしていそうだったか
- 自分は何を聞けたか
- 逆に何を聞ききれなかったか
- どこで話が深まったか
- どこで止まったか
ということ。
「うまくできた・できなかった」だけで終わらせず、
なぜそう感じたのか
まで振り返ることを意識しました。
「できなかったこと」を言ってもいいと思った
口頭試問というと、
「失敗したことを言ったら減点されるのでは?」
と不安になるかもしれません。
私も最初はそう思っていました。
でも、実際には、
できなかったことに気づけていること自体も大事
だと思います。
たとえば、
「相談者の気持ちをもう少し確認したかった」
「話を整理することを急いでしまった」
「質問を考えることに意識が向きすぎた」
など。
こうした振り返りができる方が、
「完璧にできました」
と言うよりも、自分の面談を見られていると思います。
もちろん、ただ反省するだけではなく、
次ならどうするか
まで考えることが大切です。
「なぜその質問をしたか」を説明できるようにする
ロールプレイ中は、いろいろな質問をします。
そのときに、
「なんとなく聞いた」
ではなく、
なぜその質問をしたのか
を自分で説明できるようにしておくと、振り返りやすいです。
たとえば、
「相談者が仕事を辞めたいと言っていたので、理由を確認しました」
だけではなく、
「転職したいのか、今の職場で困っているのかがまだ分からなかったので、背景を確認しました」
というように。
自分の意図を言葉にできると、
ロールプレイそのものも整理しやすくなりました。
相談者の「主訴」をどう捉えたか
口頭試問では、
相談者が何に困っていたのか
をどう理解したかも大切だと感じました。
ただし、
相談者が最初に言ったこと=本当の悩み
とは限りません。
たとえば、
「転職したい」
と言っていても、
話を聞いていくと、
「今の上司との関係に悩んでいる」
「自分に自信がない」
「将来が見えなくて不安」
など、別のテーマが出てくることがあります。
だから私は、
表面的な言葉だけで決めつけない
ことを意識していました。
口頭試問は「相談者をどう見ていたか」が出る
ロールプレイ中は、
どうしても「次に何を質問しよう」と考えがちです。
でも、口頭試問になると、
自分が相談者をどう理解していたかが問われます。
つまり、
質問テクニックよりも、相手をどう見ていたか
が出る。
これは、3本目の記事でも書いた、
「いい質問をするより、まず相手の話を聞く」
ということにつながっています。
実技試験全体を通して、
相談者を理解しようとしているか
が大切だと感じました。
うまくできなかったと感じても、そこで終わらない
ロールプレイが終わったあと、
「全然うまくできなかった」
と思うこともあります。
でも、そこで、
「失敗しました」
だけで終わらせるのではなく、
何が足りなかったのか
まで考える。
たとえば、
「相談者の言葉を急いで整理しすぎた」
のであれば、
「次は、もう少し相談者自身の言葉で話してもらう時間を取る」
と考える。
こうして、
振り返り → 次の行動
まで言葉にできるようにしておくと、口頭試問対策にもなります。
練習では「ロープレ+口頭試問」までセットにした
私は、ロールプレイ練習をするとき、
ロープレだけで終わらせず、
そのあとに振り返る
ことを大切にしていました。
できれば、
「今の面談で良かったところは?」
「改善するとしたら?」
「相談者の問題をどう捉えた?」
などを聞いてもらう。
そうすると、
自分の面談を客観的に見る練習になります。
口頭試問だけを別で暗記するより、
ロープレとセットで練習する
方が自然でした。
面談経験があっても、振り返りは必要だった
私は受験前から、仕事などで面談をする経験が何度かありました。
だから実技試験そのものは、
「まったく経験のないこと」
ではありませんでした。
ただ、
面談経験があるからといって、
必ず自分の面談を客観的に説明できるわけではありません。
普段は自然にやっていることでも、
「なぜそうしたの?」
と聞かれると、意外とうまく説明できない。
だからこそ、
口頭試問の練習を通して、
自分の面談を言葉にする
ことには意味があったと思います。
実技対策は、口頭試問まで含めて考える
キャリコンの実技対策では、
ロールプレイだけに意識が向きがちです。
でも、
ロールプレイ
↓
口頭試問
までがセット。
だから私は、
「どう話すか」
だけではなく、
「自分の面談をどう振り返るか」
も一緒に練習した方がいいと思います。
実技試験全体の対策については、こちらの記事にもまとめています。
参考書を使うなら「正解を覚える」より考える材料にする
口頭試問対策でも、
本や過去問を使うことはできます。
ただ、私なら、
「この質問にはこの答え」
と暗記するためではなく、
自分ならどう考えるか
の材料として使います。
私が実際に使った参考書については、こちらの記事で紹介しています。
まとめ|口頭試問は「自分の面談を説明できるか」
私が実際に受験して感じたのは、
口頭試問は、
完璧な回答を言う時間ではない
ということです。
それよりも、
- 相談者をどう理解したか
- 自分は何をしようとしていたか
- 何ができたか
- 何が足りなかったか
- 次ならどうするか
を自分なりに振り返る。
この方が大切だと感じました。
ロールプレイがうまくいかなかったと思っても、
そこから何を感じ、どう考えたか。
それを言葉にできるようにしておく。
私はそれを意識して口頭試問に臨みました。
これから受験する方の参考になればうれしいです。
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